風船の飾りつけ

(動画が完成しました)(21/11/17)

2021年の色の候補は次の通りです。(クリック


風船はQuatex社の11インチのバルーンを使用します。

アマゾンで100個2000円〜5000円程度の値段です。

古いものは割れやすいので購入後1年未満のものを使用するのが望ましいですが2年ぐらいは大丈夫だと思います。

11インチのバルーンを膨らませる直径は23cm です。


◆風船の数
1つのアーチのために 140個必要 35 * 4 = 170(35個を4色)

4mの柱のために 96個 24 * 4 = 96(24個を4色)3巻き分の高さ(432cm 18cm*24)


準備するもの

@ 11インチのバルーン

A 膨らませる機械(4個あります)

B 大きさ調整用の木枠(段ボール箱に乗せて使うとさらに使いやすくなります)

C ポールやアーチの芯など


C 結び方には2種類あります。

(1) 風船の空気注入口の端どうしを結び合わせる方法。

(2) 結束バンドを用いる方法
この文章による説明には、 結束バンドを用いる方法を記載していませんが(動画による説明)はその方法による作り方を説明しています。

 


■クラスターの作り方(結束ナイロンタイを使用しない場合)

@ 4つの風船の内2つづつの組み合わせの色を選ぶ

A

B 大きさを23cmより大きく膨らませる

C (一人で作業する場合)膨らませたものを片手で保持しつつ、もう一つを膨らませる

D (二人で作業する場合)膨らませたものを縛る役目の人に手渡す。二つ目を膨らませてそれもまた縛る役目の人に渡す。この時点では二つとも23cmより大きい大きさです。

E サイズ測定枠に入れて大きさを調整する(枠にすこし引っかかる程度にする)

F その二つを結び合わせる

根元から結びすぎない。吹き込み口に少し長さが必要なので

本結びでしっかり結ぶこと(空気が抜けないように)

根本側からも引っ張ることによってしっかりと締めることができます。

G 上記のB〜Fの作業を別の二色の組み合わせで行う。

H できた二組の風船を組み合わせて色の異なる4つの風船の塊を作る

組み合わせる方法は1回転以上ねじればよい

I 上記のB〜Gと同じ作業をして、4つの風船からなる塊を作る

J その二つの4つの塊を結び合わせて8つの塊からなるクラスターを作成する

結び合わせるために長めの吹き込み口を選んでそれ同士を縛る。

K クラスターの風船の色を動かしてらせん状にする。

この際、Fの作業でできた4つの風船とGの作業でできた4つの風船を混ぜないようにする。

L 完成した8つの風船からなる塊をクラスターと呼びます。形が安定しているからです。

M 制作第一号はポールに巻き付けないで色見本としてとっておく

したがって作業するグループの数だけ色見本が必要です。

N 上記の作業を繰り返してクラスターを生産し続ける


■風船の柱の作り方

@ 風船の柱はこのクラスターをはめ込む形で製作する

A 手の届かない高さはクラスターをはめ込んでから、下から押し上げる形で上に伸ばす

あるいは、最初から柱を寝かして作業する


■ポールよりも高い柱の作り方

@ 柱の芯の無い部分にも延長して風船を取り付けるには、ポールに依存しない自立した連結されたクラスターが必要です。

たとえば2mのポールを使って4mの柱をつくるには2m80cmぐらいの長さの自立部分が必要です。

ポールに突き刺さる部分を80cmほど取って、2mは自立しているというわけです。

自立部分が長すぎて安定しない場合は柱全体の高さを低くしたほうがよい。

A クラスター同士を結び合わせる方法

この結び合わせる作業は「クラスターの作り方J」の作業で結び合わせる時より力を要し難しくなります

うまくするコツは結ぶ部分を十分引き延ばすこと

十分引き延ばせるように風船全体を寄せるようにすること

B 完成したクラスターが連結したものは一旦ポールにはめ込んで上に押し上げるようにする。


■アーチの作り方
@マイクスタンドに曲がったポールをねじ込んでアーチを作る
              ねじ込みは1cm以上ねじ込まれるようにする。

A垂直部分(マイクスタンド)はまっすぐになるようにする(変に接合部に力がかからないようにする)

Bマイクスタンドの足の向きに気を付ける(アーチの内側方向に3本の足の内一本が来るようにする)

C最初はマイクスタンドの垂直部分を伸ばさないで作業する

Dクラスターを取り付ける位置は真ん中付近から

Eマイクスタンドとの接合部付近までクラスターが来たら垂直部分を上に伸ばす
              (伸ばす際は左右を同時に引き上げれるように二人で作業する)