札幌クリスチャングループ・刑務所ミニストリー

私たちの紹介 

私たちの実績 

誰でもできます 

新しい奉仕者の募集 

奉仕に入り方 

囚人のリスト 

手紙の送り方 

手紙の書き方 

返信を受けた場合の対処方法 

手紙を書く場合の注意点 

囚人の現状 

 

 


私たちの紹介

現在私たちはスペイン語話者の囚人を対象にそのフォローアップミニストリーを展開しております。

これまえ5年程継続する中で3人の出所者と一人の本国移送者を出しました。


この働きを支える御言葉

(マタイ25章36節〜40節・中略)
わたしが裸のときに服を着せ、病気をしたときに見舞い、牢にいたときに訪ねてくれたからです。』すると、その正しい人たちは答えます。・・・いつ私たちは、あなたが病気をしたり牢におられたりするのを見て、お訪ねしたでしょうか。』すると、王は彼らに答えます。『まことに、あなたがたに言います。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、それも最も小さい者たちの一人にしたことは、わたしにしたのです。』

御言葉の全文はこちら


私たちの実績

何ができるのか分からない中で手探りでは始めた働きでしたが、結果的にこれまで次の3つの点で用いられました。

@ 慰めと励まし

A 救いに導いたり信仰の成長を助ける

B 実際的な援助(本を送ったり、依頼に応じて眼鏡を作ったり)

C 本国の家族との連絡や送金する場合の中継地としての手助けをする

(さらに詳しく見る)


誰でもできます。

多くの人は自分に何ができるのだろうかと考えるかもしれません。

しかし、その人を気にかけて祈る人がいるだけでものすごく素晴らしい働きなのです。

そして、今日のテクノロジーは不可能を可能にしました。これまで単に祈ることしかできなかった人であっても、パソコンさえ操作できれば翻訳機能を用いることによって、誰でも手紙を書くことができるようになったのです。

そして、返信を受け取った時には教会が翻訳をサポートしたいと思います。

また、パソコンをお持ちでない方の為に教会から貸与またはプレゼントする事ももできます。


新しい奉仕者の募集

最近は各国大使館と連絡をとる中で信頼されるようになりました。それで大使館から囚人を紹介されるケースもあります。

それで、教会にいるスペイン語話者だけでは手が回らなくなってきております。

それで、より広く手助けを求めることにしました。

幸い、Google翻訳などの精度が上がったことにより、スペイン語を理解しない人でも携われるようになりました。


奉仕に入り方

大使館から紹介されたような人の場合は、教会が大きな窓口になって、返信を受けてから割り振るというよりも、手紙の送付時点で担当を割り振りたいと思います。ですから送り先住所は奉仕者の自宅となります。

それゆえ、返信が来る確率は未知数です。おそらく可能性は低いように思います。

それゆえ、2人、3人と担当するのも一つの手だと思います。

ですから、働きの初めは、担当する人を名簿から選ぶことです。

そしてその方の為に祈り始めましょう。

以下の囚人リストから選んでください。


コロンビア大使館から送られた囚人のリスト(2022/08/29現在)

  1. Christian Ricardo Lopez Carranza (担当者:留美子)
  2. Christian Camilo Rodriguez Guerrero (担当者:基)
  3. Juan Carlos Ramirez Salazar (コロンビアとメキシコの二重国籍)(担当者:真由美)
  4. Yonny Fabian Marcelo Taborda(担当者:留美)
  5. Jeferson Fabian Martinez Jimenez(担当者:文香)
  6. Wilson Hernandez Rocha(担当者:由美子)


手紙の送り方

A 第一回目の送付の為の文章はある程度のひな形がありますので、それを利用して、自分の言葉をそれに付け足す形で行うことになります。

B 手紙の書き方は後で説明します。

C 返信を待ってください。(大使館から依頼を受けた人からは返信が来る可能性は未知数です。)

D 2か月たっても返信がない場合は、その人は応じなかったということで、次の人にメールを書いてください。


手紙の書きかた

@ 手紙を書くためのひな形があるならそれを利用してください。

A PCなどで入力して日本語で文章を仕上げてください。

B それをGoogle翻訳にかけてスペイン語訳してください。

C その翻訳された内容をさらにGoogle翻訳にかけてダブルチェックしてください。

D うまく翻訳されない場合はベトなどに依頼して修正を受けて下さい。 

E 内容に問題がなければ印刷して囚人あてに送付してください。

F 送り先は刑務所の住所に名前を付け加えて書くだけです。


返信を受けた場合の対処方法

@ 神さまに感謝しましょう。

A 手紙をスペイン語対応ができる人に渡して、音声による簡易翻訳を受けてください。

B その音声を聞きながら返信を書きます。書き方は上記の「手紙の書き方」をご覧ください。


手紙を書く場合の注意点

手紙は送る手紙も返信も全て検閲されております。

したがって、相手に届くまでに時には2週間以上かかります。

書いてはいけない内容があります。

その他の囚人に関する情報

送ることができるもの、

基本的には、手紙、現金、切手のみです。

囚人の依頼により、送られてきた処方箋に従って作った眼鏡を送ることはできるようです。


囚人の現状

囚人同士で本の回し読み、物の貸し借りは禁止されております。

囚人同志はお互いの事をあまり知らないこともあります。

働いた際に受け取る「作業報奨金」の金額は囚人等級によります。等級は1〜10まであり、入所したては10等級で時給4円(一か月あたり800円程)、1等級で時給130円(一か月あたり2万3千円程)です。

ただし、コロナの感染拡大などの理由で工場が閉鎖されると収入がなくなってしまいます。

囚人と面会できるのは家族のみです。(刑務所による)

囚人のうち半分ぐらいは麻薬の密輸で捕まった人たちで刑期は10年近くになります。密輸と言っても積極的にしたというよりは、「この荷物を持って行ってくれたら飛行機代+おこづかいをあげるよ」的な言葉に乗せられた人たちで、荷物の中身を知っていたとは限りません。

そういうケースでも立派な犯罪で冤罪とは言えないのです。常識で判断したらそんなことをするべきではないからです。

それでも彼氏に同行しただけ、かってに荷物に麻薬を入れられていた。という人もいるので、そういう場合は本当にかわいそうな話です。