フォローアップチーム&ウエルカムチームの働き ver.3 19/01/27

■概要
新しい人を迎えて、午後の交わりを充実させる為のキーワード
1)初めて来た人を迎える為に
2)伝道の準備(フェローシップランチなどの伝道イベントでの交わり)
3)意味のある交わり、御言葉を反芻したり建て上げ合う関係
4)聖餐式の本質(交わりで取り残される人がいないように。)
5)全ての人が用いられる

実現する為の具体的な心構えとして、たとえば「午後1時までは礼拝が続いている気持ちを持ち、その間は話をしたい人と話すのではなく、回りを見渡してよいと思えることをしていく。」ということを上げました。

■ウエルカムチームの働き
本来のあるべき姿とは入り口(ウォータークーラーのあるところ)に立つことです。
なぜなら新来者にとってもっとも大きなチャレンジは、最初の扉をくぐることだからです。
そして、中で待機しているフォローアップチームにゆだねていくのです。

しかし、2つの大きな理由によってそのようにはしておりません。
ひとつは、新来者がそれほど多くないことです。
もうひとつの理由は、そのような働きをするには、その働きに対して重荷を持つ人が必要だからです。

もし入り口に立つとしたら、さしあたっては10時20分から10時45分ぐらいの間でしょう。
将来的にはウエルカムチームはそれを示す名札や腕輪をすることになると思います。

■新来者のもてなし方。
みんなで挨拶をする場面があるときに、教会のメンバーは、知っている人同士での挨拶に熱心で新来者は取り残されがちでしょう。
そのようなときに理想的なことは、フォローアップする人が新来者のそばについて、周りに紹介することです。
普通新来者は積極的に周りの人と握手をしたくは無いでしょうから、フォローアップチームの人が簡単に紹介すれようにすれば、握手をしなくてもすみますし、会話もできるし、プレッシャーが少ないことでしょう。
また代弁するフォローアップチームが横にいるなら、どこから来たの、名前はといった基本的な同じ質問攻めに会うこともありません。

また、あなたがたとえ直接新来者と接しなくても、その補助として、ウエルカムチームやフォローアップチームのの子どもの面倒を見たり、座る場所を譲ったりすることができます。

また、ウエルカムチーム以外の人でも以下の働きを自主的にすることができます。

■語るべき会話
ここに書いたのは私の限られたイマジネーションから考えた一例です。実際には相手を歓迎する言葉であれば何でも良いです。

1)「おはようございます。」とあいさつする。

2)「この集会に来られるのは初めてですか?」とたずねる。
              新来者かどうか確かでない場合は「私はいつも来ているわけでないのですが」などと付け加え       ると良いでしょう。
3)「札幌クリスチャングループへようこそ。」と歓迎の言葉を伝える。

4)その方がクリスチャンかどうかを確かめる
クリスチャンだと戸惑いが少ないだろうから放置してよいというわけではありません。教会文化の微妙違いが逆にプレッシャーを与えることも多いからです。

5)そうこうする間に、その人の担当者が誰が良いかを考えて決める。
              これについては、ウエルカムチームメンバー以外の人が担当しても良いです。
              年齢や性別、言語によって最適な人がいると良いでしょう。(最適な人が賛美チームで演奏中の場合           は、さしあたって別の人が担当して後で引き渡すということも可能です。)

6)自分が担当者であることを伝える。
              「何かわからないことがあったら私がサポートしますので何でも聞いてください。」と伝える。

7)教会のシステムを説明する
いこいの場合、両サイドにだけ椅子が並べてある教会は他にはないので戸惑うことでしょう。ですから、たとえば「賛美の時間が25分ほどあって、その後に座布団を出して座ります。」などと説明するとよいでしょう。

8)賛美後のあいさつの時間に、その人を周りに紹介する。

9)座る場所を案内する。
              最初は椅子の席が良いでしょう。
              通訳が必要かどうか、聖書を開く手伝いが必要かどうかで椅子の配置や座る場所も変わります。

10)このときに担当者を変えることもできます。
              賛美チームの中により最適な人がいるなら、その人にお願いして代わる。
                            その人が賛美リーダーでなければ、献金の賛美においては自分の担当する楽器を
                            離れたり、代わりの演奏者に入っていただいて、担当につくことができます。

11)献金のシステムの説明をする。
              未信者の場合には献金する必要が無いことを伝える。

12)聖書を開くのを手伝う(必要があるなら)
              まず、相手の聖書を開いてから、自分の聖書を開くこと。

■通訳が入る場合
当教会では必要に応じて英語、スペイン語、日本語の通訳をつけることができます。

対象者が一人の場合は、通訳者が横に座ったので良いのですが、2人以上の場合は対象者の座席の後ろの席に通訳者が座って後ろから語ったほうが聞き取りやすいです。
周りにいる人はそのように座席のアレンジをすることを助けてください。

■教会のメンバーの協力
そのようなわけで教会のメンバーは目的の為に必要に応じて夫婦や家族がばらばらに座ることもありえます。

■ 午後のフォローアップチーム
フォローアップの働きは礼拝が終った後も続きます。このときには、教会全体で取り組む姿勢が必要です。
つまり、自分はどこに配置されるべきかを考えて判断するのです。

理想的な考え方としては、午後1時半までは自分の好きなことをするのではないという姿勢です。
つまり、自分が話したい人と話すのではなく、また、自分が食べたい人と食事をするのではないぐらいに思っておくことです。

新来者と食事の席を共にする場合に会話の内容が詰まる場合があるかもしれません。でも、別にその人と必ずしも向き合う必要はありません。二人一組で対応してその二人で会話するのでも良いのです。大切なことはその人を取り残さないことです。 この方法なら異性であっても対処が可能でしょう。