礼拝の言語と通訳についての考え方、
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私たちの教会では基本的に日曜日の礼拝説教は日本語と英語で行われます。
その理由は、もちろん英語話者がメッセージを聞くことができるようにするためですが、それだけではありません。
日本人の会衆にも英語を聞く機会を与えるためです。それによって、もし願うなら英語を学ぶ助けになりますし、また、教会全体がグローバルなビジョンを描くことができるようになると思います。
そのようなわけで、日本語でメッセージをすることができない人の場合は、たとえ英語が堪能でなくても、極力英語でメッセージをするようにお願いしております。
第三言語としてのスペイン語
私たちの教会にはスペイン語圏から来られた方も幾人かおられます。
また、日本語をスペイン語に、またスペイン語を日本語に通訳できる人もおられます。
そのようなわけで、場合によってはスペイン語でメッセージをする事が許可される場合もあります。
スペイン語での説教が許可された場合でも、もしその説教者が英語を話すことができるなら、場合によっては急遽英語ですることをお願いされるケースがあります。
そのケースとは一番に考えられるのは会衆の中に英語話者がいる場合でしょう。日曜礼拝は開かれた場所なので、予期しない訪問者が来られる場合があります。
そのような場合は、スペイン語での説教を予定していたとしても急遽英語でするように依頼される場合があります。
スペイン語でメッセージがされる場合でも英語への通訳は必要です。
ですから、英語話者への配慮を忘れてはなりません。もちろん英語話者が誰もいなければ話は別ですが。
もちろん、普段英語が優先されて礼拝がなされる中にあっても、スペイン語話者のためにスペイン語に通訳されるべきです。
しかし、英語ほどには、力を入れない場合もあります。※
※ たとえば、たとえば英語通訳者確保のために教会学校の奉仕を代わるなど教会全体で取り組むことがあっても、スペイン語に対してはそれほどではないかもしれないということです。
ただし、自由意思に基づいた礼拝とその奉仕という教会の方針にのっとって、個人的に誰かに依頼して通訳者を確保することは問題ありません。
もちろんその場合であっても、空いた奉仕の穴はアレンジして別の人で埋めなければなりませんが。
どの言語を優先するかの判断基準
(1) 基本は英語が優先される
(2) 教会のメンバーよりも、新来者やゲストの言語が優先される場合があります。
(3) 聞き手の数によって変化する場合があります。
(4) 聞き手が日本語も理解する場合には、その人の言語が優先されない場合があります。
(5) 通訳者の数や能力によって変わります。※
※ たとえば、英語であれスペイン語であれ通訳する人が一人しかいない場合には、英語の通訳に回されます。
第3言語を会衆席で通訳する場合の座席構成
会衆席で個人的に通訳を聞く場合、一人だけだったら通訳者は横でも後ろでもどこに座っても問題ありませんが、2人の場合は、前に二人を並べて座らせて、その後ろの席で通訳するのが耳と口との距離を最も小さくなって良いでしょう。
3人まではその方法でなんとか通じますが、それ以上になると専用の音響機器を使用してください。
このような座席構成をして座席を確保するには、会衆の手助けが必要です。
譲り合って座りましょう。