★Sapporo Christian Group★
中絶のトラウマから解放される方法
中絶した赤ちゃんがあなたをたたる事はありません。赤ちゃんは罪を犯していないので天国にいます。ですからその子の成仏の為に何かをしなければならないわけではありません。
けれども、あなたの心に罪責感がのしかかっているのは事実です。自分では実感が無かったとしてもあなたのスピリットを圧迫しているのです。 中絶に伴う心の症状(PASS)から解放されるために次のようなステップを提案します。
1)何が起こったか誰かに話してみてください。
信頼できる人がいない場合は、自分の経験したことを書き出してみてください。
それぞれの状況で自分が何を感じたか、できるだけ詳しく書いてください。私にくださったお便りは、そのスタートだと思いますが、たぶんかなり短くしてありますね。
ですから、出来る限りたくさん書き出してみてください。
2)責任と責める思い
そのときの自分の決断に影響を与えた(責任のある)理由や人を思い出してください。
3)怒り
あなたがこの経験に関してどこに怒りを感じているか考えてみてください。
その怒りは誰に、または何に向けられているものですか?おそらくあなたは、その彼に対して怒りを感じているのではないでしょうか?
そして、それ以上に自分自身に対して怒りを感じていませんか?
4)ゆるし
誰かに怒りを感じているなら。ゆるしという感情に集中してみてください。
そして、怒りを手放すことをしてみてください。
ゆるしとは感情の問題ではありません。ゆるしは決断するものです。
どのような決断かというと、その相手を解放してあげる決断です。ゆるさない思いを心に貯めたままでは、実は誰よりも自分自身を傷つけることになってしまいます。
ゆるさないということは、自分が毒薬を飲んでおいて相手が死ぬのを待つようなものなのです。
あなたがゆるすとき、自分の心に自由と平安が来るのを感じるでしょう。
このステップを行うとき、ゆるすべき全ての人を思い出すようにしてください。そして、その一人一人に対してゆるすことを決断してください。「○○○さん、あなたをゆるします」というふうに名前を挙げて口に出して言う必要があるかもしれません。
そして、中でも最もゆるすことが難しく感じられるのは、あなた自身のことかもしれません。自分の名前を同じように入れて、「○○○さん、あなたをゆるします」と言うようにすると良いかもしれません。
これは簡単なことではありませんが、とても重要です。
私たちは多くの場合、自分自身をゆるすことをせずに自分で自分に罰を与え続けてしまいます。これをすることは、自由への大きな鍵となります。
5)喪失感
中絶で亡くなった赤ちゃんに対して喪失感を感じるでしょう。また、自分自身の内の何かが失われてしまったと感じているかもしれません。
純粋さや人生の計画などが失われてしまったと思っているかもしれません。
失ったことを悲しむことは悪いことではありません。
失うことは悲しいことですが、ぜひ知ってほしいのは、失うことを通して新しい始まりが来ることも多いということです。
何を失ったと感じているのかを考えてみて、十分に悲しんで、その上で前進してください。
6)失ったものとの会話
失ったものとの対話を試みてください。それが赤ちゃんであっても、自分らしさであってもです。
自分宛に手紙を書いてみることも良いかもしれません。
亡くなった赤ちゃん宛に手紙を書いてみても良いです。
自分の気持ちを詩や歌にする人も多いですね。気持ちを表現してみることで慰められるはずです。
神はあなたを決して責める事はしません。あなたを救い助けたいと願っています。神はあなたを造られた方なので、あなたの心を完全に癒す事ができるのです。私たちをつくった神さまは、私たちの弱さも悩みも全部知っていますから、神さまには何でも話すことができるのです。
あなたにとって神様とは具体的に感じれる存在ではないかもしれません。それは神とあなたとの間に妨げがあるからです。イエスキリストがこの地上に来られたのはあなたが神との関係を回復し神の愛と慰めを受け取るためなのです。
8)前進しましょう。
あなた自身の癒しへの旅を振り返ってみてください。その上で前進することは悪いことではないのです。
過去の痛みにとどまり続けないでください。
過去の経験によって将来を決める必要はありません。自分の思いと気持ちの整理をしていってください。
以上の提案があなたの助けとなることを願っています。もし悩むことがあれば、インフォユースと協力関係にあるジャパンアライヴ(http://www.japanalive.org/ パソコンのブラウザーでないとうまく表示できません。)に連絡してください。スタッフの方が必ず喜んでサポートします。
どうしたらいいか、もう一人で悩まないでください。今日から癒しへの旅を始めてください。