(A) 白い大きな丸いピニャータの作り方(English-Google translation)

後で書き加えたり書き直した内容は青文字で書いています。

■必要なもの
1) 新聞紙 子供用ピニャータの場合、見開き43枚。大人用は57枚

 (白黒カラー新聞を使い分ける場合)
 子供用43枚の内訳【白黒21枚、カラー14枚+8枚(補強用)
 大人用57枚の内訳【白黒28枚、カラー21枚+8枚(補強用)

2) A4の白い上質紙 37枚

3) 小麦粉糊:量は不明

4) 刷毛: 貼り付け作業する人数分

5) セロファンテープ

6) 各自が糊を入れる器。  貼り付け作業する人数分

7) 原液の糊を入れておく大きめの器 4個ほど

8) 中に入れる風船:         製作個数+予備

9) 風船を膨らませるポンプ

10) 輪ゴム(風船の口を縛るために)

11) ピニャータが転がらないようにするための大きいお皿(直径40cm以上あるとよい) ピニャータの数だけ

12)カッター、ハサミ.

13)大きなカッティングボード.


■前回の反省 

糊を水で薄めすぎてピニャータが乾きにくく、かつ重量が重くなってしまった。

 


■場所
1) 電子レンジ

2) 湯煎をするならガスコンロや鍋

3) 作業台( 食卓テーブルでよい。
糊がついてもすぐに拭き取れるテーブルが良い

4) 作業台の床(糊で汚れるので耐水の床が望ましい)


■ピニャータを乾かす場所

乾かすときに下に敷く大きめのシート

吊るせる場所 (地面に置くと重量で変形してしまうので天井からも吊るすことによって重量を分散させる。

吊るすためのヒモ


■ ■ 大まかな作り方。■ ■

所要時間 下準備:20分。 本作業:50分。乾燥:一週間以上。

膨らませた風船を覆うように糊のついていない新聞をまき付けていく。
小麦粉で作った糊を使う
新聞紙を5層、その上に白い上質紙を1層、合計6層で覆う。

プレゼントを入れる為に10cm以上の大きさの穴を上部に作る。
ロープでつるすときに強度が必要なのでその大きな穴の周囲はかなり厚めにする。
乾いたら穴の周囲にドリルで穴を開けてつるせるようにする。


■小麦粉の糊
小麦粉糊はあらかじめ多めに作り、作業の途中でも作っていくことになると思います。
どれぐらいの量を作るのかのデーターはありませんが、その配分は以下の通りです。

濃いさ
大さじスプーンに2杯+水300ml
その原液を使う前に水で薄める。

電子レンジで4分加熱する場合には様子を見ながら(2分+1分+1分・・)というように様子を見ながら加熱する。
できれば2回目以降の加熱は40秒刻みが良い。
例えば:2分+40秒+40秒+40秒=4分
いずれにしてもその都度かき混ぜてください。


■ ■ 詳しい手順(下準備編) ■ ■

■ 下準備
1)糊の作り方。
水300ccに対して小麦粉大さじ山盛り2杯(40g)(※)
それをダマがなくなるまで良く水に溶かす。
それを暖める。湯煎が良いが面倒なら電子レンジで済ませることもある。(ただし、偏って固まるのでかなり頻繁に混ぜる必要がある)

どんぶり3杯以上作っておく。(※)

2)大きな短冊サイズに新聞紙を切っておく
サイズは見開きの長辺の4分の1のサイズの幅(20cm)で長さは新聞紙の見開きの短い辺の幅(55cm)

3)風船を膨らませる(70cmサイズ)
口を輪ゴムで縛る(一度しぼませてからまた膨らませるように)
              縛り方は、ねじる、折り曲げる、曲げてできた二つの束ごと輪ゴムで縛る

注意)
まだのりの正確な分量のデーターが出来ておりません。(※)で示した量はおおよその目安です。


■ ■ 詳しい手順(本作業編) ■ ■   (子供用の場合です。大人用はレイヤーが増えます)
■準備
1)テーブルに載せて、その周りに立って作業したほうが効率が良い。
2)ピニャータを載せるお皿、糊の入った作業用の器、刷毛、新聞紙をテーブルの上に準備する。
3)新聞を貼る係りと糊を作る係を分業したほうが良い。

■実際の作業

★ 子供用43枚の内訳【白黒21枚、カラー14枚+8枚(補強用)

1層目白黒の新聞(糊無しテープ止め)
2層目カラーの新聞
3層目白黒の新聞
4層目カラーの新聞
5層目白黒の新聞
6層目上質紙


1)風船の包むように糊のついていない新聞紙をセロファンテープで貼り付ける。
              ただしテープが風船につかないようにする。(新聞紙同志をテープで貼る)

新聞紙を貼る際には常に一層ずつ貼るようにしてください。

2)風船が乾いた新聞紙で完全に包まれたのを確認する。

3)テーブルに新聞紙片を置いて、その上にハケで糊を塗る。

4)第2層目として、新聞の糊面を風船側に貼り付けます。
              大きな短冊のような新聞を巻きつけるように貼る
              一箇所に重なり過ぎないように注意する。

糊の水分が多すぎると乾きにくくなります。

5)全体をくるんだら第2層が終了。

6)2層目から風船の膨らまし口の周囲が直径十数センチぐらい開口されることを意識して貼っていく。(実際には開口部付近は強度を上げるために何層にもするので、開口部をふさいでしまってもそれを折り返すようにするので、あまり気にしなくて良い。)

7)もし可能なら奇数層は色付きの新聞紙を使用する。そうすることによって正確に層がわかる

8)第三層目も(3)〜(6)の作業を繰り返す。

9)第四層、第五層も(3)〜(5)の作業を繰り返す。

10)開口部を補強する

開口部を補強すると重心が高くなるので、その部分を下側にするか、あるいは入れ口周囲の補強作業は最後のほうでよい。

補強に使用する新聞紙の枚数は一応見開き8枚となっていますが、恐らくもっと補強したほうが良いでしょう。

11)第六層目は白い上質紙を貼る。

12)十分乾かす。
作った直後は水分を多く含んでやわらかいのでつぶれやすいです。それで、地面に置くだけでなく、風船の口に紐を結んで天井からつるすようにするとつぶれにくいです。

13)内部が乾きやすくするために、必要に応じて風船をいったんしぼませたりする。
              ただし変形のリスクがあるのである程度乾いてからのほうが良い。

14)完全に乾くまで乾かせる。

15) 乾いた後、強度が十分かどうかを確かめる。十分でなければ追加で補強し、固すぎるなら裏側から新聞紙をはがすなりして児湯どの調整をする。

16)開口部の周囲に最低四つの直径1cm以上の穴をドリルであける。

17)必要に応じて塗装や装飾をする。
ただし水彩絵の具の場合は、その絵の具が乾く日数も考慮すること。

 


■ 新聞確保のための面積の求め方

球体の直径70p 半径35cm 表面積は15,386cm2
新聞紙一枚の面積は4,412cm2
1層に必要な新聞紙の量は15,386cm2÷4,412cm2=約3.5枚
重なる部分があることを考慮するとその1.5倍必要
したがって1層のために新聞紙が見開き7枚必要

A4上質紙
A4サイズは21cm×30cm です。
A4サイズ1枚の面積は630cmです。
したがって、1層のために必要な量は15,386cm2÷630cm2=約25枚
重なる部分を考慮してその1.5倍が必要なので25×1.5=37枚必要

子供用ピニャータは
新聞紙5層で作っているので、新聞紙は5×7=見開き35枚必要。
それに加えて、口の周囲を強化するために、さらに8枚必要
新聞紙は合計43枚必要 (内訳【白黒21枚、カラー14枚+8枚(補強用)】)
A4上質紙は37枚必要

大人用ピニャータは
新聞紙7層で作っているので、新聞紙は7×7=見開き49枚必要。
それに加えて、口の周囲を強化するために、さらに8枚必要
新聞紙は合計57枚必要 (内訳【白黒28枚、カラー21枚+8枚(補強用)】)
A4上質紙は37枚必要