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小羊からのメッセージ

私は「あたらしいみかんのむきかた」という本を2巻ほど出版させていただきました。これらの本は発表以来国内に留まらず海外メディアにも取り上げられ、おかげさまでベストセラーと言われるようになりました。
第一巻では十二支全ての動物を作ることを目指したので羊も制作しました。完成度はさほど高くなかったのですが、特に改良しようとは考えていませんでした。
しかしTBS「金スマ」の収録の中で中居君から「どの作品が一番気に入ってないのか?」と質問され、正直に「羊」と答えたところ「そうだよね~」という反応が返ってきました。これがきっかけで、「羊を作り直そう!」と決心しました。
こうして表紙の羊が完成しました。以前のものに比べて、羊毛の存在が表現されより完成度が高い作品となりました。



さて、羊毛と言えば、先日テレビで「毛むくじゃらすぎる羊登場」という興味深いニュースを見ました。
実は羊は野生で生きていくことが難しい動物です。羊の毛は毎年はえかわるのではなく、自然に伸び続けるため、普通は一年に一回毛を刈ってやる必要があります。
しかし、この羊は牧場から逃げ出して6年間放浪したため、その間毛が生え続け、発見されたときには毛の重さだけで20キロにもなっていたそうです。こんなに重たいと歩くこともままならなかったことでしょう。

聖書では、人間を羊・神を羊飼いに例えています。そして羊の毛は人の心の中にある重荷を象徴しています。
時がたつにつれ重く歩きづらくなる羊の毛と同じように、私たちは日々、傷や、忘れたい出来事、罪などの重荷が心にたまり、生きることが難しくなってしまいます。
私達人間が様々な重荷から解放されるためには、羊が羊飼いに養われ世話を受けるのと同じように、神様という存在が必要です。
中近東では今でも昔ながらの方法で荒野の中を羊飼いが羊を連れて放牧する光景を目にします。羊飼いは羊に良い水を与え、おいしい草を食べさせるために導き歩くのです。
私達の羊飼いである神様は、あなたの人生にすばらしい計画を持っており、あなたを良い場所へと導いてくださるのです。


聖書の中でイエスはこう語っています。

 

盗人が来るのは、ただ盗んだり、殺したり、滅ぼしたりするだけのためです。わたしが来たのは、羊がいのちを得、またそれを豊かに持つためです。(ヨハネ10:10)


現代社会では物質主義や自己中心、欲望を掻き立てる価値観によって、人々の心は圧迫されています。また、何かを決断する時に、人への恐れが妨げとなり、周囲の目が気になって間違った答えをだしてしまうことも多いのではないでしょうか。
キリストは私達をそのようなあらゆる圧迫から解放するために来られました。
もっとも大切な事は、彼を信じる人には罪の赦しが与えられ、永遠の命が与えられるということです。
多くの人は、自分の人生をやり直すことができないと考えています。確かに、過去の出来事を変えることはできません。
しかし、私達を創り、いのちを与えてくださった神に出会い、重荷と束縛から解放されるときに、後の人生がまったく新しくされるのです。そして今度は私達が周りにいる人を救うこともできるようになるのです。
私の友人は長年引きこもりの生活をしていましたが、イエス・キリストと出会い、人生が変えられ、今ではミヤンマーの未開の部族を助ける活動をしています。
彼自身の人生が変えられただけではありません。彼の人生は、周りにいる多くの若者達に希望を与えました。神様の導きに出会うなら、人の人生はこのように180度変えられるのです。
ですから、どのような人であっても、夢と希望を持つことができるのです。


救いを受け取る方法